チャンピオンズリーグ
決勝トーナメント1回戦
リヴァプール見事初戦突破しました~!!
最後の最後まで攻めの姿勢を貫いた
クロップらしいサッカーでした!!
選手同士のデュエルもとても見ごたえがありました!
ファビーニョvsハメス・ロドリゲス
マティップvsレバンドスキー
アレクサンダー・アーノルドvsリベリ
とても激しかったです。
何度もお互いの脚を削ってました・・・笑
絶対にこいつにはやらせないというリヴァプール勢の気迫が伝わってきました。
リヴァプールがバイエルン選手相手にこれだけの守備をできたポイントは、
前線からの守備の貢献度がとても高かったことが上げられると思います。
アレクサンダー・アーノルドvsリベリになるときには
サラーが前線からカバーに入り、
切り替えしをさせませんでした。
レバンドスキーやハメス・ロドリゲスが前線でボールを持つときには、
ワイナルドュムやミルナーが挟み込むような形でボールを奪いに行くことができていました。
あれだけ早いカウンターを繰り広げていたリヴァプールが
前線から戻ってくるスピードも早く、
高いテクニックを持つハメス・ロドリゲスやレバンドスキーに自由を与えなかったこと
今回の試合の意識の高さが伺えます。



リヴァプールのこの試合のプレッシングは、前線でサイドバックへのパスを封じてセンターバックへの安易なパスが出たときに激しくアプローチし、何度かバイエルン選手にロングフィードを蹴らせていました。





サイドを封じられて前線から降りてきたリベリ(青丸)に対しては、アレクサンダー・アーノルド(赤丸)がしっかりとついていきます。このときにワイナルドュム(ピンク丸)は逆サイドに展開されないようにパスコースを切りながら、サイドバックにパスがでたところをアプローチします。




サイドバックにパスが出されたときは、インサイドハーフが対応するようにしていました。



ここしかない。というところのパスコースをマティップが完全にレバンドスキーを潰しにかかっていますから。この二人のマッチアップはとても見応えがありました。




逆サイドも同じようにサイドバックへのパスを封じます。




サイドバックのパスコースを切られているとわかっているので、バイエルンもそこをつこうとします。


同じようにインサイドハーフのミルナー(赤丸)がカバーします。




ミルナー(赤丸)がカバーにいくのですが、このときに黄色のスペースが空いてしまうので、抜かれたマネー(ピンク丸)がペルムータします。
ペルムータ・・・カバーに入った選手のいたスペースを埋める。



ペルムータによりバイエルンは、右サイドからの前進が防がれたので、一度下げます。


ここでミルナー(MF)とマネー(FW)が入れ替わりながらプレッシングを続けます。このときも左サイドバックのパスを切り、右サイドからも挟み込むように追い込みます。




GKまで下げてロングフィードかと思いきや、さすがノイヤー、ここで左サイドバックにつなげてきます。



少し出だしが遅れますが、サラー(FW)の俊足スプリントでコースを限定します。



落ちてきたリベリ(青丸)に対しては、アレクサンダー・アーノルド(赤丸)がしっかりと対応します。



前半は、相手に主導権を握られる時間が長かったものの得意の前線からのプレッシングやカウンターで決めれるところをしっかりと決めて勝利を収めることができました。
チャンピオンズリーグ準々決勝は4月!
待ちきれません!